(週刊循環経済新聞 2026年1月19日号 掲載)
株式会社都市テクノ
株式会社KAIXIA
黒姫グループ
三和建業株式会社
株式会社ソーセキ
丸壽産業株式会社
近年、都市の再開発に伴い解体工事が増加し、建設廃棄物の発生量も拡大しています。なかでも、コンクリートガラから製造される再生砕石は、路盤材や埋め戻し材としての需要が首都圏で減少しており、新たな活用先の確保が求められています。加えて、複数の資材が混在する建設混合廃棄物は分別や再資源化が難しく、最終処分量の増加や処理コストの上昇といった課題を抱えています。
こうした状況を受け、解体工事を行う株式会社都市テクノ、建設混合廃棄物からリサイクル砂を製造する株式会社KAIXIA、再生砕石を製造する黒姫グループ、生コンクリートを製造する三和建業株式会社、コンクリート建材メーカーの株式会社ソーセキ、コンクリート関連商社の丸壽産業株式会社が分野の垣根を越えて連携し、解体から処理、製品化、施工までを一体として捉える取り組みを進めています。
本取り組みでは、建設廃棄物を「処理するもの」ではなく「次に活かす資源」と位置づけ、CO₂固定能力を有するリサイクル砂や再生砕石を、コンクリート舗装やインターロッキングブロック舗装におけるコンクリート原材料や舗装構成材料(路盤材・敷砂)として活用しています。これまで実証実験として、都市テクノが運営する乗用車用コインパーキングおよび黒姫グループ敷地内大型車駐車場において実施工を行い、施工性や耐久性の確認とともにLCCO2の試算などを行っています。
本取り組みの特徴は、単独の技術や企業に依存するのではなく、各事業者の専門性を横断的に組み合わせている点にあります。今後は実証実験の結果等を踏まえ、建設分野における資源循環の実装と、脱炭素社会の実現への貢献に務めてまいります。

リサイクル素材を用いて製造したインターロッキングブロック舗装(乗用車用コインパーキング)

リサイクル素材を用いて製造したコンクリート舗装(黒姫グループ敷地内)
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