街の中で沢山の人に
利用されてきた建物は
ときに惜しまれながらも解体され、
跡形もなくなっていく。
「解体は、建物の終わりにあたる。」
大半の人は、そう考えるだろう。
しかし、建物にまつわる記憶や
まちとの関係性は消えることなく
次の世代へと「つないで」いく事が
出来るのではないだろうか。
まちづくりのはじまりは
町の歴史や文化を
「ひもとく(解体する)」こと。
『解体は、終わりではなくはじまり。』
ひもといた想いを、未来へつなぐ。
まちの歴史や文化を「ひもとく」
まちと同じ目線で「ねづく」
永く愛される未来へ「つなぐ」
私たちは、この一連の循環を創っていくことが
本来の「都市再生」の姿と考える。
まちを永く愛する「想い」の循環をつくる。